003フランソワーズの変わり果てた姿の 思い出。

むかしの「サイボーグ009」の映画で とても印象深いシーンがあった。

 

009達が 悪のブラックゴーストと戦う終盤に

003が敵に捕まって、脳改造手術をされてしまうシーンだ。

 

 

 

敵の基地に乗り込んだ009たちだったが 

途中で 003がちょっとした隙に 敵に拉致されてしまう。

 

大量の敵に阻まれ

003が連れて行かれた 基地中心部には なかなか009たちは近づけなかった。

 

 

 

009達の必死の捜索している最中 003は敵の四肢を拘束されて白い手術台にいた。

「おまえの脳を改造して二度と歯向かわない 悪人に変えてやる

 

と言うのだ。 これは萌えるではないか!!

 

催眠術や薬なんていう 生易しいものではない! 

「脳改造」なのだ

頭をメスでぐちゃぐちゃに弄って

可憐な003を悪人に改造する

メスによる脳切開は明らかに不可逆な行為であり

003の正義の天使としてのキャラの終焉を意味する。

迫る 悪の科学者たとのメス!!

 

普通のドラマなら ここいらで 009たちが 現れ、

暴れまわって 003を間一髪で救われる。

 

てな展開がセオリーだ。

だが 009たちはまだまだ敵に阻まれて この手術室のはるか向こうだ。

そう・・・

不運にも 003の脳は 悲鳴の響く中

脳を切開され

二度とその可憐な姿は失われてしまうのであった・・・

たくさんの敵を倒し

やっと003のもとへたどり着いた 009たち・・

 

「003!! 大丈夫か!!」

 

呼びかけるが 反応しない・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れる寸前まで愛を語り合ってた最愛の009が

あきらめずに003に呼びかける・・

「フランソワーズ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

003がわずかに動き

頭を少しずつ上げる・・

 

しかし、その顔は もう あの 可憐な顔の003ではなかった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ・・・なんていう 変わり果てた姿・・・・

 

美しい瞳は 安っぽい1色のどす黒い群青色の瞳を埋め込まれ、

睫毛はたったの三本にされた。

 

可愛かった小さな口は無理やり耳まで裂かれ、

口内は毒々しい真っ赤に染められた。

 

恐らく 肌は美しい肌を剥がされ、病的な紫の肌を移植されたのだろう。

目じりは悪魔のように吊り上げられ、

そして可愛いかった耳も鼻も 魔的な形状へと整形されてしまう。

麗しい髪も乱れた髪に変質させられ、

 

かつての003の面影はメスが入る度に変えられていき、

二度と戻れない 恐ろしい般若のような顔になっていく

自分の顔をモニター越しに見せられ

泣き叫びつづける003の声が

きっと手術室に響き続けたのだろう・・・

いや、その声すら 奪う声帯除去も行われたのだろう

 

やがてしわがれた声しか出ない中で

徐々に脳の中はどす黒い意識に塗り替えられ、

009たちとの思い出も完全に消去されていく・・・

 


もう あの 麗しい003は帰ってこない 

脳を掻っ捌き ぐちゃぐちゃに切られ、

二度と戻れない

悪の体に隅から隅まで変えられてしまったのだ・・・・

コメント: 2
  • #2

    ひこ (日曜日, 28 3月 2021 05:57)

    ラストでちゃんと元に戻ってますけど。

  • #1

    シェクド (日曜日, 12 3月 2017 12:07)

    ミルダちゃん、やっぱこういうのが好みなんだぁ~


コナン!?  あなた ほんとに あたしを 信じるの?

「・・・・・・・・・・・・・・・」

わかったわ・・・・ 

あなたたちに 付いて行くわ。





モンスリーのこの表情が好き。




no1 G-FORCEさえあれば勝てる!

いやいや・・・特撮談義なんてもんじゃないんだなこれが・・・・

ただの つぶやきに近いから・・・かーるく ここは流して。


いや、よーく考えたら陸自はガンダム以外にG-FORCE兵器があったんだよね。

だったら違憲して米国の力に頼らなくても いけるじゃん。

特にGに毎回けちょんけちょんに蹴散らかされて 改良に改良を重ねた 「メーサー光線車」、

これは海の向こうの兵隊さん腰抜かすど。



no2 WILD7

いや~

SF じゃないんやよ。

 

このセリフがね。スカッ とするのよね。

 

ただそれだけ。

本編は平成映画版が何故か今フルで見れます。

 

セリフのシーンはここをクリック


 

 

 

戦い済んで 6人となってしまった ワイルド7.

街道を疾走するバイク。いいねぇ この滑空感。 思い出すなぁ・・・・

 

やがて 一人の女性ライダーがワイルド7の制服に身を包み 彼らの前に振るスロットルで 現れる・・・・・ 


no3 いやー夕方の下町歩いてると必ずこのシーン思い出すよね。 え?

ちゃぶ台交えて セブンと敵と話し込むなんて ウルトラシリーズでもこの時だけだよね。

また この時のメトロン星人の理屈がまた憎い。 「人類は信頼さえなくさせれば自滅するから手を加えなくていい」って 最後のナレーションもまた憎いねぇ。

で、 何時のときもウルトラは大概 宇宙人を問答無用で殺戮してエンドでした。 このセブンシリーズだけは その辺のとこにスポットを当てた作品がちょこちょこありました。 実相時監督ならではですね。